音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
いちまんきろー01
Arioso.jpg


パリで受け取る予定のミヨの楽譜が版元絶版との連絡が、予約を入
れておいた楽譜店から東京経由で、パリ郊外モントゥルイユの滞在
先に届いた。メールだと、「いちまんきろ」の距離なんて、本当に
あっというまに越える。あとは時差だが、自動転送では、1日24時
間パリ~東京~パリと瞬時につながってしまう。

パリの情報を東京からパリへ流すと、すぐに興味ありげな連中に、
メトロの数駅先からの連絡のようだ、と付け加えながら転送してく
れる。メトロだとカルトオランジュ(パリ市内メトロ&バスフリー
パス割引チケット)で、すぐに駆けつけられるのだが、もちろんパ
リへ流したこちらの生身は、そうそう参加出来ない。

さて、その問題の楽譜は、どこかありそうな楽譜店の名前を、親し
いペニッシュオペラの元アドミに電話をいれて聞き出そうとすると、
すぐに思いつかなかったのか!? かけ直すといって、知合いの米国
人歌手やら仏人作曲家とやらにすぐに連絡が回って、(数○○年ほ
ど前だと、この方法もとんでもないことだったはず)、うろ覚えだ
ったローマ通りの楽譜店の名前を教えてくれた。

さっそく電話をいれると、棚にあるわよ、というので、お昼すぎに
は行くからとっといてとなまえを告げると、メモもとらないで(フ
ランス人にはわたしのなまえは書き取りにくいらしい)、誰ももっ
てかないわよ、とのことで、その午後には、入手した。

入手楽譜一覧は以下のとおり(とりあえずヴァイオリン曲ばかり)

ARMA, Paul : Sonate pour violon seul
BUSSER, Henri : Petite Suite pour violon & piano
CARTER, Elliott : Riconoscenza per Goffredo Petrassi for vilon solo
DRAKE, Jeremy : Vermilion-carmine pour violon
GUINJOAN, Joan: Tensio pour violon
HONEGGER, Arther : Arioso pour violon & piano
HONEGGER, Arther : Morceau de concours pour violon & piano
MILHAUD, Darius : Saudades do Brazil,
transcriptions pour violon & piano par Claude LEVY
MILHAUD, Darius : Trio a cordes pour violon, alto & violoncelle
MOSS, Piotr : Cinque Intermezzi per due violini

どなたか、一部(B<C<H<MI)をのぞく作曲家とか曲目とかに
ついての情報をご存知のかたは、書き込みを!

カルチエミュジコからのご挨拶のような




「カルチエミュジコって、どういう意味?」とよくきかれますが…。
身近なところで音楽を気軽に楽しんでいただこうと、室内楽のコン
サートを年に3~4回のペースで開催しています。

最初は劇団の作業場をお借りして始めました。そこの音響が気に入
ったからでしたが、ピアノがなく、客席の椅子も運び、照明も自分
たちの手でセットしました。そこが移転のためになくなって、今は
小さなホールを借りて続けています。

2001年からこの秋までで20回を超えることができました。珍しい
編成で演奏する回もあり、なかなか演奏されることの少ない曲目、
そして新しい作品を多く紹介しています。毎回本番直前の舞台稽古
も公開していますので、ぜひ、お気軽にのぞいてみてください。

ガウディの伝言
ガウディの伝言

バルセロナにあるサグラダファミリアには曲線はあまりない、という指摘
には驚かざるをえないが、曲面があっても、それらは直線で構成されてい
ると説明されれば納得できるかもしれない。19世紀終わりから建設が続け
られているこの大聖堂に、ふとしたきっかけからパリからバルセロナに赴
き、1978年から彫刻家  本人によるとむしろ「石の中に入って彫っ
ている」石工  として参加している外尾悦郎『ガウディの伝言』(光
文社新書264)
は、この建物とその第二代目の建築家ガウディに対するさま
ざまな先入観を取り除いてくれる。

ガウディがおもに二次元図面よりも三次元模型でこの聖堂の構想をねり、
現場の職人たちに伝えていたこと、また実験に基づいて確認して採用され
たカテナリー懸垂とよばれる双曲線によって、「天国に引きつけられてい
る」構造であること、「自然は偉大な書物である」とみなし、そこに書か
れている秩序を神からのメッセージとして読み解こうとしていたこと、聖
堂自体を「光と音」ための装置として考えていたようだということ、模型
などが残されていない部分については「図面は石のなかにある」と、これ
まで建てられてきた部分に「伝言」とでもいうべきモジュール(基本寸法)
を発見したこと、キリスト教の宗教観と一体となって、いかに「機能と構
造と象徴」が緊密に結びついた建築物であるかということなどが、著者の
日々における現場での作業に即して明らかにされ、いわばひとつの謎解き
のように引き込まれてしまう。

著者による15体のさまざまな楽器を奏でる天使像によって完成したとされ
る「生誕の門」や、はじめて担当した「受難の門」につづく階段室上部ベ
ランダにある植物の芽の彫刻、あるいはガウディ自身で完成しながらも、
スペイン市民戦争時にそこに保存されていた図面や模型とともに破壊され
て封印されていた「ロザリオの間」の二体の像の修復など、創作にまつわ
るエピソードに興味をひかれる。それはまた、このような世紀を超えて続
けられている創造といういとなみが、それに参加しているガウディをはじ
めとするさまざまなひとびとに受け継がれてきたひとつの文脈であるコン
テクストを読み解こうとするものであり、そのことがいかに大切なもので
あるかいうことに気づかされる。

そして、ガウディ自身の生涯とともに彼が生きた時代について触れながら、
バルセロナを中心地とするカタルーニャ地方の歴史と、それを育んできた
ひとびとの一風かわった気質についても詳しく述べられ、サグラダファミ
リアを生み出した背景を理解することができる。

MM

★amazonで見る
ガウディの伝言/外尾悦郎 著 (光文社新書264)




カルチエミュジコの会員募集
カルチエミュジコを応援していただける会員を募集しております。
申込・会費はゆうちょ銀行振込または会場で受付けています。(入会随時)
このブログ右側の入会フォームよりお申し込みください。
詳細を追ってご案内いたします。


会員は下記の三種類です。

 後援会員 年会費 120,000円
 賛助会員 年会費   30,000円
 協力会員 年会費   5,000円

※後援会員
・カルチエミュジコ主催のコンセールに2名ご招待します。
・同伴者のカルチエミュジコ主催のコンセールの入場料金を割引します。
(一般・小中高生料金より500円引き、同伴者何名でも結構です。)

※賛助会員
・カルチエミュジコ主催のコンセールに1名ご招待します。
・同伴者のカルチエミュジコ主催のコンセールの入場料金を割引します。
(一般・小中高生料金より500円引き、同伴者何名でも結構です。)

※協力会員
・カルチエミュジコ主催のコンセールの入場料金を割引します。
(一般・小中高生料金より500円引き、同伴者何名でも結構です。)

その他特典を、随時ご案内します。

ゆうちょ銀行振替口座
口座番号 00160-4-658439 口座名義 カルチエミュジコ
 他銀行からお振り込みの場合は、下記の口座となります。 
ゆうちょ銀行019店 当座預金 
口座番号 0658439  口座名義 カルチエミュジコ

※メールマガジンへの登録は無料です。