音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
コレージュ・ドゥ・フランスの開講講義
パスカル・デュサパン著「作曲のパラドックス」は、コレージュ・
ドゥ・フランスの、2007年の芸術創造講座シリーズの開講講義の
講義録です。


《コレージュ・ドゥ・フランスの開講講義》

一五三〇年の創設以来、コレージュ・ドゥ・フランスは、つくら
れた知識ではない「つくられつつある知識」、すなわちその科学
的で知的な探究を教えるというおもな使命をもっています。
講義はすべての人に公開され、無料で、登録の必要もなく、証書
の交付もありません。

スローガンに応じて(ドセ・オムニア「すべてのことを教える」)、
コレージュ・ドゥ・フランスは学問の広大な集積を網羅する五二
の講座で構成されています。毎年、そのうえさらに、ヨーロッパ
講座、国際講座、芸術創造講座、技術革新講座のシリーズが備え
られています。

教授陣は科学と知識の発展に応じて先達たちによって自由に選ば
れます。新教授の登場のたびに、新講座が創設され、それまでの
講座の相続を、いずれ少なくとも部分的に再開することもありえ
ますし、あるいは新しい授業を導入することもできます。
 
新教授の最初の講義は、開講講義となります。
同志や公衆の面前で盛大に言い渡されて、かれの業績と教育を先
任者のそれと比較して、そして、もっともあたらしい研究の進展
のなかで位置づける機会であります。

開講講義はわたしたちの知識の一覧表を作成し、各研究分野の歴
史に貢献するだけでなく、そのうえ、学者あるいは研究者のアト
リエにわたしたちを導き入れます。おおくの講義が、その専門分
野での、その時点における、重要で、はなばなしい出来事となっ
てきました。

それらは、現代科学と知的現代生活の進化を、よりよく理解しよ
うとする熱心な、おおくの見識ある公衆にむけられています。

テーマ:現代音楽 - ジャンル:音楽