音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
11/22のコンサートを聴いた! 〈QM32〉

◆John Cage "Eight Whiskus"
 ジョン・ケージ『8つの笛吹きハイク』


■コンセールモノローグ
昨日、大泉学園駅前のゆめりあホールで20世紀の無伴奏ヴァイオリン作品ばかり集めた「コンセール モノローグ」という演奏会に行きました。
演奏は富山ゆりえさん。
「カルチエミュジコ」という近・現代音楽の演奏会シリーズをずっと主催なさっておられ、昨日のコンサートもその一環でした。

富山さんとはずっと以前に、東京メロス室内管弦楽団という指揮者なしの室内オーケストラ(たまにゲストで指揮者をお迎えすることもありましたが)でご一緒していました。
その後長らくお会いしていなかったのですが、共通の友人と今年の春カルチエミュジコのコンサートでデュオをなさったのを私が聴きに行き、久々に再会したのです。
富山さんの飾らない演奏スタイルと柔らかくてきれいな音色は、前衛的な作品もぶつかり合う不協和音も、より受け容れ易く親しいものに感じさせてくれます。

自分自身の生きる時代に生まれた音楽に、演奏することで生命を与えて行くことは、演奏家にとって大切な使命の一つ…着実に、そして積極的にそれを実現なさっている富山さんを心から尊敬し、素敵だと思います
私も自分なりのスタイルで、この分野にしっかりと取り組んで行きたいと思います
ヴァイオリニストぬりやの音楽便り

■とても興味深いことばかりで、おもしろいだけでなく、想像力が動かされました。詩がうかんでくる感じがすばらしかったです。〈RM〉

■富山ゆりえソロヴァイオリンコンサート
22日(土)の午後「コンセール・モノローグ」というコンサートを聴いた。富山ゆりえさんが無伴奏ヴァイオリンで現代曲をやるというプログラム。三善晃、ジョリヴェ(近頃よく聞くような気がする)、デュサパン、フィンチ、サーリアホ(この人も近頃よく聞く名前)、ブーレーズ、ケージといった人たちの作品。ジョリヴェの「狂想曲風組曲」が、こんな音楽ははじめて聴く、といった感じの音楽になっていて印象に残った。いずれの曲にしても非常に集中力を感じさせる真剣みのある正確な(と聴こえた)演奏で、空気が引き締まるようだ。富山ゆりえさんというヴァイオリニストは初めて聴くが、終演後お話してみると、とても誠実で、眼差しのとてもきれいに澄んだ方だった。会場は大泉学園ゆめりあホール、こじんまりとしていて、音の響き方もよく、室内楽をやるにはよさそうなホールだ。大泉学園駅のすぐそばにある。このコンサートの主催はカルチエミュジコというところ(設計事務所ケ・アントラクトの活動第二部門、らしい)。現代音楽ばかりの構成で、精力的な製作といえる。実際の運営が大変だろうけど、代表の松原さんは終始快活であった。ステージ上で彼の話(意図とか主張とか)を聞きたいと思った。来年1月と4月にも、今度はそれぞれデュオ、トリオという構成で同じ場所でコンサートが開かれる予定になっている。洪水HPのイベント情報頁を参照してください。
洪水~漂流記録~

■それぞれに個性がある曲を楽しませていただきました。
プログラムの解説を読むと、もう1度聴きたくなる興味が
沸いてきますね。(M.S.)

■作曲家は文章が「うまい」ような気がします。
音を組み立てることと、何か共通点があるのかもしれません。
コンサートの、一曲目を聴いて、
十代の頃、三善晃の文章にひかれていたことを思い出しました。
富山さんの演奏が、その記憶を呼び覚ましたのです。

「ヴァイオリン コンセール モノローグ」・・・
カルチエ ミュジコで富山さんの演奏を聴くようになって何年?
いつも、お仲間と一緒で、今度こそ、富山さんのソロをたっぷり聴ける!
いつも穏やかで、控えめな富山さんですが、
もしかしたら、別の富山さんが覗けるかしら? 楽しみでした。(富山さんごめんなさい)

富山さんの演奏の「句読点」、音楽に対する「主張」と「意志」を感じました。
(日本の器楽奏者に「句読点」のない人が多いのには腹が立ちます)
本当に、素敵な演奏会をありがとうございました。

ブーレーズの作品に心惹かれました。
ブーレーズは確か筆も立つようでしたが、どんな文章を書くのか
演奏を聴きながら考えていました。
(J.S.)

■先日の演奏会、ヴァイオリニストの気持ちが、客席にまで届く良い演奏でした。
古典だろうが、前衛だろうが、気持ちの伝わって来る演奏は、聴いている者も理解出来た気になれます。
また是非、ソロの演奏会をお聴きしたいです。(K.B)

テーマ:現代音楽 - ジャンル:音楽

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