音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
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カルチエ・デテ2010トピックス・02
カルチエ・デテ2010トピックス・02
2010/04/04
弦楽四重奏曲とレジス・カンポの来日

昨年のスケージュールをにらみながら、6月のデテに向けて準備をすすめている。弦楽四重奏第4番『エナジー/フライ』の当初のフランスでの初演がながれたいきさつについては、最初からコンサート予定も演奏団体もなにも聞いていなかったので、そのあとも詮索することはしていない。レジスには、いちど、この数年間に弦楽四重奏曲を続けて書いていることについて質問したりしたが、はぐらかされたままである。ハイドンが確立し、ベートーヴェンが生涯にわたって書き続けたこの古典的様式は,その後、ロマン派の時代ではシューベルトやドヴォルザークを除くとまとまって書かれることはなかった。時代が下り、ところも変わってフォーレとドビュッシーとラヴェルがそれぞれ1曲だけだが、佳作を残している。20世紀に入り、ベラ・バルトークが現代音楽の原点ともいうべき6曲の弦楽四重奏を書いて、ふたたびこのジャンルが脚光をあびた。カルチエでよくとりあげているミヨとヴィラ=ロボスがそれぞれ20曲近い作品を書いているし、ショスタコーヴッチも最近ではよく演奏されている。さらに同時代の現代作曲家というと、先月来日したP・デュサパンの5曲のCD全集が発売されるとともに、すでに6番と7番が完成していて、7番に続いて、6番が今月末にルツェルンで初演されることになっている。
そんななかで、レジスからは「6月には日本へ行くよ」とメールがきていて、いつか、こちらサイドでも作曲家がカルチエ・デテに来てくれるのは新作初演だからなのか、コンセール・ポルトレだからなのかと、話題になったことがあったが、わざわざ遠くから来てくれるのは本当にありがたいことである。そうなると作曲家はいつ曲を書いているのだろうかという疑問がわいてくる。飛行機のなかとか旅先のホテルの部屋だったりするのだろうか。(パスカルは「部屋に戻って,ピアノもなく」シンフォニーを書いていると言っていたけれど…。)
レジスからは、すでに無伴奏ヴァイオリンのための新作委嘱作品のタイトルは『永遠の陽光.2』だと知らせてきたが、じつは、初演曲のふたつの作品の楽譜はまだ送られてきていない。

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