音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
トリオコンセール(07/07/04, 08)曲目解説にかえて
カルチエミュジコ
フランス音楽を中心に、2001年から年間4回開催しているヴァイオリン
とさまざまな楽器との組み合わせによる室内楽シリーズ。今回の<横浜に
おけるフランス月間2007>と東京公演では、20世紀初頭から現代にいた
るフランスで活躍している作曲家をとりあげる。

20世紀においてもっともおおくの曲を書いたとされるミヨとヴィラ=ロボ
スのふたりの明るく親しみに満ちあふれた作品とともに、世紀後半に独自
の世界を切り開いてきたクセナキスとデュサパンの二作品により、M・ラ
ヴェル以降のフランス音楽の流れが概観できる構成となっている。

コンサートで演奏される機会の少ないこれらのプログラミングにはじめて
聴く音楽に耳を澄ますよころびをあじわってください。

作曲家について
南フランスの観光都市エクス=アン=プロヴァンスは、そこで生まれたダ
リウス・ミヨの明るく喜びに満ちた作風に大きな影響を与えた。第一次
大戦後のパリでは、印象派から距離をおき、F・プランクやG・オリッ
クと出会い、やがてかれらは「六人組」となづけられた。

エイトール・ヴィラ=ロボスは、祖国ブラジル各地の民族音楽を題材と
し、さまざまな楽器編成によるあらゆる種類の曲を書いている。定期的
にパリに滞在、その独自の作風は歓迎された。P・クロデルの秘書として
リオデジャネイロに滞在したミヨとも交流があった。


ギリシャ出身でパリで建築家としても活躍したイアニス・クセナキス
数学理論を音楽にとりいれたことでも知られている。Y・メニューヒンに
捧げられたこのデュオは、二つの楽器の独立したリズムをもった透明な
ハーモニーのなかに透徹した宇宙を描き出している。

クセナキス唯一の弟子パスカル・デュサパン は、現在フランスで人気あ
る作曲家のひとりである。昨年、ファウストを題材としたオペラ『ファ
ウスチュス最後の夜』を初演。室内楽曲では、微分音を使用した音型が
特徴的な印象をあたえている。 

コンセール(7/4)の案内に
戻る

コンセール(7/8)の案内に
戻る
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック