音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
ドゥブル ヴィオロン コンセール
カルチエミュジコではソロヴァイオリンによるモノローグをはじめ、ヴァイオリンとさまざまな楽器との小編成の室内楽に取り組んできたが、今回は全曲2本のヴァイオリンのためのプログラムである。さらには同じ楽器によるデュオというよりむしろ、2本のヴァイオリンが一体となった、いわば4×2弦ヴァイオリンというべつの楽器としてのあたらしい音色を楽しんでいただければ、ヴァイオリン・デュオのなかにさらに多彩な響きが聴き取れることでしょう。

西洋芸術音楽の中心としてのドイツをはじめフランス・イタリアにおいても、そのルネッサンス以前の音楽史にはじまって、バロック・古典・ロマン派時代を通じて長期間にわたり、さまざまなミテロヨーロッパ(東欧)や中近東・北アフリカのアラブ音楽、さらにはロシアからの、とりわけ民族音楽の影響を受けてきた。今回のプログラムでは、これまで取り上げてきた20世紀以降のフランス音楽を中心とした前半に対して、後半は『パリから東方へ』としたコンサートのサブタイトルにそって、ドイツをはじめこれらの地域の作曲家の作品も取り上げ、それらの相互関係を俯瞰しながら、その一端を垣間見る(聴く)ことができればと考えている。

ふたりのヴァイオリニストは、大阪フィルハーモニー交響楽団のメンバーとして活躍するなかで、秋の大阪クラシックでのソロ公演ばかりでなく、機会あるごとにさまざまな編成の室内楽に取り組み、またクラシックの枠にとどまらずジャズセッションによるライブにも積極的に参加している小林亜希子と、これまでのカルチエミュジコに出演し、東京を中心としてソロ・デュオ・カルテット活動をおこない、また昨年4月京都でのクセナキス×デュサパンのデュオ・トリオコンセールでの演奏が記憶にあたらしい印田千裕、このふたりの異色の組み合わせで今回の西と東のプログラムに取り組む。
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