音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
作曲家との対話
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パリから東京短期滞在中の作曲家から
作品に対する解説をききました。

楽譜を読み取ることの限界なのでしょうか、
楽譜という記譜法の不完全さなのでしょうか、
作曲家本人から語られる、
30年ちかく前に作品が書き上げられたときの、 
4頁の小節線のない18段の五線譜のなかにこめられている、
測りしれない想いが伝わって、
貴重で得難い経験でした。

ピッチカートとアルコの音のひとつひとつ、
それらによる点と線の組み合わせ。
そして短い休符と長い沈黙。
点と線の対立・葛藤のなかにも、
全体のながれと区切りをつかむことが、
いかに重要であるか、
に思いいたる密度の濃い時間でした。

この測りしれない想いを、
いかに自分のことばとしていくか、
その道程の入口の階段の下にいるこれから、
段をひとつひとつのぼっていかなければなりません。
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