音楽をもっと身近なものにするために、ヴァイオリンを中心にさまざまな楽器編成で、演奏機会の少ない現代・近代の作品を取り上げて、室内楽コンサートを行っています。初めて聴く音楽に耳を澄ます楽しみを味わってください。
大フィルのデュサパン その4
《大フィルのデュサパン》でご紹介した、大阪フィルの定期演奏会のパスカル・デュサパン作曲『エクステンソ』(2009年3月12・13日)についての、他のブログ、ホームページの記事を引用して紹介させていただきます。
(つづき)

★〈不惑ワクワク日記〉 今年の外国人指揮者ラインナップのトリ・・・大フィル定期
…初演のデュサパンは、予想よりもずっと耳障りのいい音楽で、それなりに楽しめました。音響の力で聴かせよう、とする音楽で、そこに魅力のほとんどがある。こういう営みが、21世紀となっても、誠実かつ連綿と行われている・・・・それはそれで、尊いことかもしれませぬ。ドビュッシー・ラヴェルと並べるこで、フランス音楽の一つの芯のようなものに触れられたような気がしましたね。

★〈猫町通り通信〉 3月12日(木)
…デュサパンの「エクステンソ」。「エクステンソ」とは「引き延ばす」という意味だという。蜂の羽音のようなヴァイオリンの響きに始まり、各楽器がそれぞれの音を奏でるが、各楽器群を個々に追うのではなく、全体の響きを俯瞰するように聴くと、巨大な一つの流れのようなものを感じることが出来る。「エクステンソ」は、「オーケストラのためのソロ」というタイトルの作品群の中に一作だが、巨視的に眺める(巨聴的に聴き取る?)とオーケストラを使って巨大な単一旋律のようなものが奏でられているのがわかる。パイプオルガン的な発想で書かれたのだろうか?

★〈審美眼養成日誌〉 フランス現代のセンス
…デュサパンの作品は、ゆっくりと、しかし劇的に音楽の色彩が変わっていく様子が面白かった。ゆるゆるとかき混ぜた水に、ポトリポトリと絵の具を落としていくような。一滴落とすたびに、時には微妙に、時には鮮烈に全体の雰囲気がかわっていく。やがて色は重く暗い、存在感のある色になってきて、じっと見ている者をも飲み込んでいくように思えてくる。ロフェさんの引き締まった音作りのおかげで音楽が散漫となることがなく、集中力を保って聴けた。

★〈パピリオの芽〉 大阪フィルハーモニー交響楽団 第426回定期演奏会
◆デュサパン/「エクステンソ」<日本初演>
音楽を追求したある一つの形かなあ。新しい技法、要素、形式などがちりばめられているのかなと思いながら聴いた。「エクステンソ」というのは、「ひきのばす」という意味だそうだ。うーん、難しい。

★〈ヰタムジクアリス〉 2009年3月14日(土)
…1955年生まれのデュサパンの音楽は私には全く受け付けませんでした。音楽は理屈ではなく感性の世界だと思っているので、美しい旋律もなく、訳の判らない抽象的な雑音の連続としか思えないのです。聴いていて疲れるので、我々のような浪漫派の音楽に慣れ親しんだ者とは別人種としか思えないのは、こちらが時代遅れなのでしょうか。

〈kagariの音楽日記〉
…次の「エクステンソ」は日本初演で、ホワイエではデュサパンの本まで販売してたりと世間的な評価は高い様子。演奏直後にブラボーと叫んでた方がお一人いらっしゃいましたが、残念ながらkagariには良いのか悪いのかまったく分かりませんでした。

  引用させて頂いた皆さん、ありがとうございました  

テーマ:現代音楽 - ジャンル:音楽

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